今日は鳥瞰図絵師・吉田初三郎の誕生日 Googleロゴも変更

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昨日のひな祭りロゴに続いて、今日もGoogleトップページのロゴが変更されている。何やら地図のようだが、これは大正・昭和期に活躍した鳥瞰図絵師・吉田初三郎の誕生日を記念したもの。記念日にあわせてロゴが変更される「Google Doodle」によるものだ。

吉田初三郎は1884(明治17)年、現在の京都市中京区に生まれた。当初は洋画家を志していたが、1914(大正2)年に手がけた京阪電車の沿線案内図が皇太子時代の昭和天皇の賞賛を受けたことをきっかけに、商業用のパノラマ画を専門とするようになる。

折しも大正の観光ブームの時代だった。「大正広重」と呼ばれるようになった吉田初三郎のもとには、全国各地からパノラマ画の依頼が殺到した1

吉田の事業の中でも有名なのは「別府観光の父」油屋熊八との提携である。油屋熊八は温泉で有名な大分県別府市の観光地化の立役者として知られるが、「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」のキャッチフレーズに代表される彼のPR戦略には定評がある。

そんな油屋熊八が目を付けたのが吉田初三郎であった。吉田は油屋の依頼を受け、別府の名湯を紹介する鳥瞰図を作成した。吉田の作品は別府を代表する旅館「亀の井ホテル」のPRに使用された2

なお、吉田の作品については益田啓一郎『美しき九州―「大正広重」吉田初三郎の世界』で読むことができる。興味を持ったという読者はチェックしてみてはいかがだろうか。

  1. http://www.archives.pref.fukui.jp/fukui/07/zusetsu/D18/D181.htm []
  2. http://www.asocie.jp/oldmap/oita/42001.html []

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