Shinzo Abe   le retour du  faucon  japonais   YouTube

安倍首相「移民受け入れは国民的議論で」:なぜ注目?

Shinzo Abe   le retour du  faucon  japonais   YouTube

安倍晋三首相が、13日に衆議院予算委員会において将来的な移民の受け入れについて「国民的議論を経た上で、多様な角度から検討する必要がある」と述べたことが注目を集めている。日本での移民というのはそれほど馴染みの無い議論かもしれないが、将来的な人口減少への対応としてこうした問題が取り上げられることはそれほど珍しくはない。これは、世界的にも移民の議論は常に論争を引き起こすトピックであり、近い将来、日本も避けては通れない争点となりそうだ。

 

人口減少は成長力に影

安倍首相は、民主党の古川元久委員による質問に答える形で、移民の受け入れは「将来のかたちや国民生活全体に関する問題」だとして、検討の必要性を指摘。人口減少が進んだ場合は、労働力人口や消費者が減ることとなり、成長力にも悪影響があることを指摘し、「アジア・太平洋地域の成長する市場を取り込むことが重要だ」とする考えを示した。

以前にフィナンシャル・タイムズ紙は、日本が移民の受け入れを消極的なことにいて、高齢化社会がハードルとなっているという見方を示していたが、実際に日本において移民受け入れの議論は強い抵抗を持って受け止められている。ロイターの報道によれば1、安倍首相は公にしていないながら、アベノミクスの目指す女性の社会進出のためにも「外国人家政婦の規制緩和」は3人の閣僚によって議論されているという。しかし、こうした方向性を声高に進めるまでには至っていないようであり、ロイターは日本の経済成長が維持される上で、外国人労働者の活用が不可欠であるという専門家の指摘を紹介した上で、「外国人家政婦の規制緩和という“小さな”改革でもたついているようでは、今後も本格的な移民の受け入れは見込めない」としている。

 

Photo : Youtube

 

  1. http://www.reuters.com/article/2013/12/10/us-japan-economy-immigration-idUSBRE9B913R20131210 []

話題のニュースについて話すことができる新サービスTALKS [トークス]がスタート!
ぜひ上のボタンからこの記事についてコメントを残してみましょう。