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Windows8の不調を示す1枚のチャート:その意味とは?

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長らく迷走していたCEO選びがやっと終了したMicrosoftだが、彼らが押しているWindows 8はそれほど好調ではない。Statistaが公開したチャートによると、それはWindows 7に比べて弱々しい成長を遂げていることが分かる。世界的なマーケットシャアで10%を獲得するまで、Windows 8は15ヶ月かかっているが、Windows 7はわずか6ヶ月で到達した。

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その意味とは?

しかし、これは単にWindows 8が不人気であるということを意味しているのではない。Microsoftは、2つのオペレーティングシステムを異なるマーケットに販売しているのだ。つまり、Windows 8はコンシューマー向けであり、Windows 7は企業クライアント向けだ。

これは、彼らのCEO選びと関係がある。新たにCEOに任命されたサティア・ナデラ氏は、これまで同社のエンタープライズおよびクラウド部門を統括していた。相変わらず同社は、コンシューマー向けのマーケットで存在感を示そうと苦心しているが、実際にマイクロソフトの今後の成長に貢献するのはクラウドやエンタープライズ向けの製品だと考えられている。Windows 8が消費者の熱狂的な支持を得られず、対照的にWindows 7が順当に企業へと浸透していることは、その現状を見事に表している。

消費者というのは移り気なもので、かつてあれほど人々を熱狂させたApple製品でさえ、ジョブズ亡き後にはその神通力が通用しないことを恐れている。Windowsがどれほどフラットデザインでクールな製品に生まれ変わったとしても、もはや消費者にとっては過去の産物なようだ。しかし、一方で企業は異なる。世界を支配する大企業のクラウドは、相変わらず強い信頼を置かれており、彼らの技術力や安心感は多くの顧客を惹き付けているようだ。ナデラ新CEOがこの強みを最大限に発揮すれば、再び巨像が踊るかもしれない。そう、(一昔前の)IBMがそうであったように。

 

Chart : Statista
Photo : en.wikipedia.org

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