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福島第1、明日から燃料取り出し:アメリカも支援

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東電は、いよいよ明日18日より東京電力福島第1原発4号機の燃料貯蔵プールから燃料の取り出しをはじめる。つい先日にも、すでに東日本大震災以前から1号機の燃料棒が大量に損傷していたことが明らかとなったが、東電の情報開示や安全への対策については不信感が強まっている。こうした中で、大掛かりな燃料の取り出しという事業が進められることで、ミスや事故がないままに作業を終えることが出来るか注目が集まる。

 

廃炉工程の第一段階

今回の作業は、すでに廃炉が決定した1~4号機のプールから本格的な燃料取り出しをおこなう事故以来初めての試み。廃炉作業には30~40年がかかるとみられているが、その第一段階になるとともに1年近くかかる燃料取り出しという一大プロジェクトが始まることを意味している。新燃料202体、使用済み燃料1331体が保管されているプールから、放射線量の少ない未使用燃料よりとりかかる予定で、東電は「重大な事故になる可能性は低い」と述べている。

しかし、使用済み燃料のうち3体は破損しており、これらをクレーンでつりあげて「キャスク」と呼ばれる容器に治めるのは困難であることから、後回しにされる。破損のないものであっても、この作業は少しのミスによって致命的な事故に繋がる可能性もあり、これまで以上の慎重さが求められる。

 

海外は大きな注目

この作業は、日本においてはそれほど注目されていないかもしれないが、一方でアメリカなど国際社会からは非常に関心が高く、「大掛かりな作業(major operation)」のためにアメリカ合衆国エネルギー省が支援を行うことが決定している。同省長官や当局者らは、11月初頭に福島第1原発を訪れて汚染水や貯蔵タンクなどを見学し、18日から始まる作業にむけて意見を交換した。

また、ロシア・トゥデイは今回の作業について以下のように伝えている。

4号機における燃料の除去は、東電にとって最も過酷で危険な作業だと言われている。1つでも誤ちを犯すと、恐ろしい量の放射線が大気中へと放出され、当初の災害よりも多数の爆発を引き起こすことになる。1

 

Photo form Flickr

  1. http://rt.com/news/fukushima-tepco-us-aid-139/ []

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