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Twitterの懸念事項が1秒で分かる1枚のグラフ

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Twitterは、満を持して新規株式公開(IPO)に向けた準備を始めている。17~20ドルに設定された初値で、7000万株が売りだされることが決定し、Facebookのヘマを繰り返さないために、ニューヨーク証券取引所は予行演習もおこなった。しかし、そんなTwitterには大きな懸念事項がある。それが、以下のグラフだ。

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これは、twitterとfacebookのアカウントの稼働率を調べた、ロイターとイプソスによって今月11日から18日にかけて実施された世論調査だ。それによると、ツイッターに参加した1067人のうち36%は、もはやアカウントを使用していないと述べているのだ。そして、回答者の7%は、すでに自らのアカウントを削除していた。

同様の調査で対象となった2449人のfacebookユーザーのうち、アカウントを使っていない人はわずか7%にとどまり、自分のアカウントをすでに削除している人は、5%だった。

 

このことは、彼らのアクティブユーザーが2億人を超えているとはいえ、その離脱率が未だに同社にとって大きな課題であることを示している。そのユーザーの中には、バラク・オバマ大統領からローマ法王まで世界の有名人が集まっているが、それでも「他人のつぶやきなど何が面白い」と考える人は未だに少なくないし、実際にアカウントを開設したものの、その中毒性に気づかないままに離れているユーザーが多いことは、今後の同社の市場価値に大きな影響を与えるだろう。

ロイターの記事は、ユーザーがTwitterを使うことを諦める理由として、「サービスに友人がいない」から「使用する方法が難しい」まで様々だとしているが、1オンライン統計ポータル「Statista」は、たしかにTwitterはハイテクに精通したユーザーの間では突出した人気を誇っているが、おばあさんが「つぶやいている」のを見つけるのは難しいかもしれない、と述べた上で、「facebookでは彼女の姿をよく見かけるが」と指摘している。

 

また、このグラフには現れていないが、Twitterが匿名ユーザーの宝庫であることも密かな懸念事項だろう。それは、そのサービスの最も心地良い点の1つかもしれないが、広告主にとってユーザーのリアルな嗜好や属性を正確に推し量れないのは痛い。いわゆる「Bot」アカウントが多く、アクティブユーザーとしてもカウントされていることは、彼らがfacebookを乗り越えるために超えなければならない壁だと言われている。

 

 

 

  1. http://www.reuters.com/article/2013/10/20/net-us-twitter-users-idUSBRE99J03920131020 []

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