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ドロシー・ホジキン生誕104周年!女性化学者の功績がGoogleのロゴに

本日5月12日で、イギリスの化学者ドロシー・ホジキンの生誕から104周年を迎える。それに合わせて、Googleのトップページのロゴも変更された。祝日や記念日を祝うために会社のロゴを装飾する「Doodle」によるものだ。

ドロシー・ホジキンとは?

ドロシー・ホジキンは1910年5月12日に、当時イギリスの植民地であったエジプトのカイロに生まれた。学問に熱心な家庭に生まれたホジキンは、彼女自身も科学や実験に興味を持つようになる。やがて彼女はオックスフォード大学サマーヴィルカレッジに入学すると、エックス線結晶学を専攻し、分子の構造解明に取り組んだ。

ホジキンは当時困難とされていたエックス線解析法に果敢に取り組み、1934年にはペプシンというタンパク質の回析写真の撮影に成功。その後もコレステロール、ペニシリン、ビタミンB12など、次々と重要な生体物質の三次元構造を明らかにした。今回のGoogleロゴに採用されているのは、そのペニシリンの分子モデルだ。彼女は一連の業績により、1964年にノーベル化学賞を受賞している。ホジキンのノーベル賞受賞は、自然科学分野では女性として史上4人目の快挙であった。

Googleは女性を支援?

心なしかGoogle.jpは今年に入ってから、女性の偉人や女性にまつわる記念日を比較的多くDoodleで取り上げているようだ。動物学者ダイアン・フォッシーから始まり、平塚らいてうの生誕、国際女性デー樋口一葉の生誕、母の日、そして本日のドロシー・ホジキンなど、にわかに増えた印象がある。

Googleは昨年のソチオリンピックの際には、性的少数者のシンボルである「レインボーカラー」を掲げてロシアの人権侵害に抗議したことがある。現在の世界においても、女性をめぐる安全や人権保護の状況は決して良好とはいえない中で、今年に入ってからのDoodleのラインナップは、改めてGoogleの人権意識の高さをうかがわせるものとなっていると言えるだろう。

Photo: google.co.jp/

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SHUTA AKABANE

SHUTA AKABANE

赤羽秀太 | The New Classic 副編集長。Google+ : Google